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上へ: 配電系電圧・電流波形計測用一体型センサの 電流出力周波数特性に関する研究
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三相配電線は,50[mm]角の角材で両端を固定され,コンクリートブロック
で支えられた,床面から665[mm]の位置の木製合板の上に配置された電流センサ
の下部樹脂筐体に,各相650[mm]の間隔を隔てて置かれている。
本センサ方式で採用した空心コイルは,自己インダクタンスが10[mH]程度と小さ
いため,計測に懸かる程度の出力を得るには,実配電線負荷並みの100[A]以上の
大電流を流す必要があるので,通常の電源では,電流供給が困難となる。そこで,
三相スライダックの出力を更に降圧する目的で,ダウントランス導入した。
平成15年3月7日