SMIL[13]はそのための新しいマークアップランゲージである。
実際に作成したSMILファイルを以下に示す。
<smil> <head> <meta name = "SagaUniv" /> </head> <layout> <root-layout background-color = "white" height = "320" width = "300" /> <region id = "Opening" top = "0" left = "0"/> <region id = "kenji" top = "40" left = "0"/> </layout> <body> <seq> <par> <video fill = "freeze"region = "Opening" src="Opening.rm"/> <textstream fill = "freeze" region = "kenji" src="kenji.rt"/> </par> </seq> </body> </smil> |
今回筆者が作成したコンテンツ内で使用したタグについての解説である。
<head> <meta name = "SagaUniv" /> </head>
このファイルの名前を決定している。
背景を白に設定。
高さ320pix,幅300pixに設定。
ウィンドウ内に挿入する動画,音声等の個別の設定。
そのファイルを識別するID番号を付ける。
テキスト,画像,動画ファイルであるならばそのファイルが表示されるウィンドウの左上の場所を設定する。
ウィンドウの位置は,左上を(0,0)と置き右,下方向に行く程値は大きくなる。
この中に具体的な内容について記述していく。
この中にあるものを上から順番に再生する。
この中にあるものを同時に再生する。
動画を挿入している。他にも,textと書けばテキストファイル,audioと書けば音声ファイルを挿入することになる。
再生が終了したときにどのような動作をするのかを設定。
この場合,最後の画像が表示される。removeだと消去される。
<region id = "Opening" top = "0" left = "0"/>により設定したウィンドウ情報を使用する。
実際に使用するファイルを指定。
他に以下のようなタグがある。
上から1時間30分,90分,5400秒 時間が経過してから再生を始める。
うえから2時間5分, 7500秒 の間,再生する。
"オブジェクトID"にはオブジェクトのIDを入力する。
上の2つはよく似ているが,使い方が違う。
例えば文字を連続して次から次へと表示させる時に,<end=" ">を使えばとりあえず画面からは消えるが,バッファ内に残っているため文字をスクロール表示させればまた同じものが表示されてしまう。
<clear>を使えば,次からスクロール表示させても以前のものは表示されない。しかしこの場合,<end=" ">を使っていなければ画面内には以前のものが残っている。
右に10pixels,上に55pixelsオブジェクトの移動
始めは左下にある。
textを表示する。
windowの上に表示するのがtu( text upper ) 下に表示するのがtl( text lower )
"color"には色の名前をいれる。
改行である。
順番付のリストを作る。
リストを作る。
リストの項目である。